あなたの会社では勤怠管理をどのようにされていますか? 現在、当社ではシステム担当者が作ってくれた専用の勤怠管理システムを使っていますが、かつてはExcelを活用していました。マイクロソフトのダウンロードページから、無料で配布されている勤怠管理シートをダウンロードしてきて、それをアレンジして使っていました。

マイクロソフトオフィシャルページ(http://office.microsoft.com/)で「勤怠管理表」で検索してみてください。
一口に「勤怠管理」といっても、要求されるものは、会社、部署、勤務形態などによって実に様々ですよね。

当社がまだ産声を上げたばかりの頃、勤怠管理を行うソフトの購入も検討していたのですが、コスト面で導入が厳しかったり、自社の勤務形態にあうのかどうかも良く分からなかったりしたので、まずはExcelのテンプレートを使ってみました。

そのExcelテンプレートに、昔懐かしい、「ガチャン」と個人の勤務カードを差し込むタイムレコーダーで記入された、各社員の出勤状況を記入して、給与計算をしたものでした。
最近は、各社員に割当られたIDとパスワードで社内イントラネットにアクセスして、そこから出勤と退社の度に、パソコン端末から時間を入力するような仕組みになっています。全社員の出勤と退社の状況が一目で分かるのがうれしいのですが、会社の廊下に置かれていた「ガチャン」のタイムレコーダーも懐かしいな〜、と思う今日この頃です。

最近はiPadなどタブレット端末をタイムレコーダー代わりに使う会社も増えているみたいですね。初めてiPadをタイムレコーダーとして使うという話を聞いた時、「なるほど、それなら導入コストも安くて済むし、パソコンに対するリテラシーが低くても大丈夫だな」と、少し感動した次第です。
2005年頃だったと思いますが、こんなことがありました。
取引先の某飲食店チェーンさんが、勤怠管理システムを自社に導入しようとされたことがありました。しかし結局、その話は流れてしまいました。理由は、主に以下の3点でした。
1.チェーン各店舗にパソコン端末がなかった。
2.各店舗にパソコンを1台ずつ買うことは可能だが、今度は各店舗にインターネット回線を引かないといけない。これが意外とコストアップになるのでは。
3.パソコン端末、インターネット回線の問題はクリアできても、年配のアルバイトやパートタイマーも多いので、パソコンで果たしてタイムカードを押す操作ができるかどうか・・・。

iPadなどのタブレット端末を使えば、ネット回線をわざわざ用意する必要もないし、導入コストも安いし、使いやすいし、これらの問題を全てクリアできる訳です。時代は変わりましたね〜。