豆まきの時期
2月になり季節も冬本番の最後の時期となり、あと1ヶ月もすれば春が徐々に訪れてくる季節もなりました。
2月というと寒いという時期ですが、節分のイベントもある季節です。
鬼は外福は内というかけ声で有名なイベントであり、家庭でも行う方も多いことでしょう。
お子さんのいる家庭なら子供が喜ぶのではないでしょうか。
そんな節分を弊社でも行ってみました。
やはり節分というと鬼がいないと始まりませんので、早速総務部長に鬼役をやってもらいます。
節分用の豆を買ってきたらそれに鬼のお面がついていたので、それを総務部長に被ってもらいます。
そして社員が豆をまく役となって、節分を始めました。
会社の風景にとけ込んでいる総務部長に、社員が一斉に豆をまきます。
もちろんこのときに、鬼は外福は内というかけ声も忘れずにかけます。
さんざん豆をぶつけられた鬼は、そのまま会社の外に退散していきます。
きっと鬼が出ていったので、会社にも良いことがあり、福が入ってきたことでしょう。
そしてその後は豆拾いです。
年の数だけ豆を拾って食べれば良いと言われているそうですが、なにぶんそんなには食べられないので、見つけた分だけ拾って食べました。
節分というあまり会社では行わないようなイベントを今回はやってみましたが、なかなか楽しい1日となりました。
節分の意味
節分の意味とはなんでしょうか?
せっかく弊社で節分を行ったので、意味も知らずに行うのは良くないと思い、その意味や由来を調べてみました。
節分というのは、本来は季節の変わり目ということであり、立春から立冬まで4つの季節毎に節分があるそうです。
しかし季節は春夏秋冬というように、春が季節の始まりです。
その季節の始まりの、春の節分が有名になり、2月3日に豆まきをするようになったのです。
そしてその1年の季節の始まりに願いを込めて、今年1年も良い年になりますようになどと気持ちをこめて豆まきをします。
それでは節分に何故豆まきをするのでしょうか。
それはもともと季節の変わり目には邪気が発生すると昔から考えられてきました。
豆をまくというのは、穀物には邪気を払う力があると考えられてきており、それが豆まきによって邪気を払うというイベントになったと考えられています。
その他にもいくつか諸説はあるようです。
また何故鬼に向かって豆をまくかというと、鬼は邪気の象徴なのです。
鬼という言葉は陰という意味から成り立っており、陰はこの世の災いを意味しているのです。
そこで邪気を払う豆によって陰の象徴の鬼を追い払うのです。
豆まきで使う豆は、炒った豆を使った方が良く、炒るは射るに繋がり、鬼を射るということにもなるのです。
このように深い意味があって節分が出来たのですね。