社員採用と総務
総務の仕事は広い場合があるので、企業によっては社員採用の業務を行う場合があります。
採用する側では、一定の基準が設けられておりこの基準をクリアできない人は途中の採用試験で不合格となってしまいます。
総務の仕事として最初に見るのは履歴書ですが、いろんな履歴書が販売されておりますが最近では手書きの履歴書よりもパソコンで書いてある履歴書が増えております。
この傾向は、パソコン操作ができることを判断する材料に役立つので企業によってはパソコンで作成した履歴書を求めることがあります。
自己分析について
履歴書の中でポイントの1つに自己分析があります。
自分の性格をどのように捉えているのか、自分の能力がその企業にとって役立つことをアピールするために記載する場所ですが、抽象的な記載が多く実際の面接で話を聞く時とかけ離れている場合があります。
自分の性格の長所を答えるときにできれば例えを入れて話すことで解りやすくなりますが緊張していれば話していることが矛盾に感じることがあります。
自己分析の長所と呼ばれるものを日ごろから考えることがほとんどない状況で、少々考えると無理のある解答になりがちです。
また、短所を答える時も長所で几帳面と話していれば几帳面のデメリットを答えればわかりやすい解答となりますが、別の分析を行うことで矛盾した答えになってしまうことがあります。
長所も短所も表裏一体の答えだということを理解していなければ難しい質問になるようです。
望ましい自己分析
企業の面接官で多くの就職希望者と面接していると、同じ解答が多くなるので、聞いているこちらもうんざりすることがあります。
できるだけ簡潔に受け答えをすることで面接官に良い印象を与えることができます。
そのためには、シミュレーションを繰り返し行うことで自分のアピールしたいことも訴えることが必要です。
その人の本音を知る場合にその人を怒らしてみることで本音を知ることができる。
また、人は冗談の中に本音を語ることがあります。
圧迫面接を行うのはよくないことですが、相手の本音を探るためには的確な選択になってしまいます。
経験を積んだ人事担当の面接官ならば即座に見ることができる相手の本音ですが、総務の仕事をしていて臨時的に対応する場合にはどうしても相手の本性を上手に見ることができない場合があります。
圧迫面接行うときはこのようなやむを得ない理由があります。
自己分析を行う時にどうしても自分のことがよく理解できない場合には、第三者に相談して的確なアドバイスをもらうことも必要です。
学校の教授や両親、先輩や後輩そして知人などに相談をして自分自身の正確を教えてもらうことも自己分析を行う時の参考になります。
採用試験では、多くの人と面接行うことになるので、一人一人の時間は限られてしまいます。
短い時間の中で的確に自己分析を答えることも上手な面接を乗り切る方法です。