○履歴書の筆跡もしっかり見ています
履歴書といえば、最近は「写真」に力を入れる人が多いと聞きます。
第一印象を良くするために、面接用の写真を写真館で撮影する人も増加しているそうですよね。

もちろん、写真の印象が大切であることは変わりないのですが(写真から解ることもすごく多いですからね)、やはり「筆跡」を重視させていたたくことが多いです。

なぜ筆跡が大切なのか?そのことについてお話をさせていただければと思います。

○筆跡には「その人」が出ます。
履歴書という紙には、その人の情報がとてもたくさん詰まっていると感じます。
たとえば、住所や名前一つでも「下書きの跡があるかどうか」を見るんです。鉛筆で下書きをしながらなぞると、それがうっすらのこりますよね。消しゴムをかけてもやっぱり残ります。それを見ると、「ああ履歴書を書くために手を尽くしてくれたんだな」と感じるのです。それだけ気合を入れて履歴書を書いてくれていると思うと、「この学生とは一度会ってみたい」と思えるのです。そういう気持ちって企業側としてはすごくうれしいんですよね。

これって、デートと通じるところがあると思うんです。下世話な話を出すなと言われるかもしれませんが、男性でも女性でも「相手が自分のために一生懸命お洒落をしてきてくれる」という気持ちが嬉しかったりするじゃないですか。
そういう気持ちって、面接にも通じるところがあると思うんです。そしてもちろん、履歴書にも。

○字でその人が見えることがあります
たとえば、堂々と大きく豪快な文字を書く人というのは自分に自信アリ!という人です。
自分に自信があるから、どんどん新しいことをやるし突っ込んでいくこともある。そう考えると、営業マンなんかに向いているかな・・・と考えます。堂々と話をするというのは営業の基本ですからね。

また、字の形を崩さないように丁寧に書く人は、事務の仕事がいいかなあと。丁寧に字を書く人はしっかりしているので、事務作業を淡々とこなす仕事がいいかなと。もちろん、これだけで判断できることなんて本当に小さいことなのですが、意外に当たるんですよ。こういうのって。

これから就職試験にチャレンジしようと考えている人には、ぜひこういった面にも注目してほしいです。
就職担当者って、本当にすごく込まないところまで見ています。「こんなところまで?」ってとこまでチェックしているので、そういったことについても知ってほしいですね。細部まで手をかけた履歴書って、やっぱり見ごたえがあるしその人が見えるんです。