人事の仕事について
総務が行う業務の中には人事担当の仕事があります。
簡単に言えば会社が募集している就職希望者の履歴書による判定や面接を最初に行うのが総務の仕事となります。
このため総務の仕事をしていると履歴書の書き方について良い書き方をしている履歴書と悪い書き方をしている履歴書の区別がつくことになります。
当然悪い書き方をしている履歴書では、次の筆記試験や面接試験にたどり着く事は難しくなるので、最初のハードルでもある履歴書判定では良い結果を与えることが次の採用試験の段階に進むことができます。
良い履歴書
履歴書を自分自身が書いてもどこが良いか悪いか区別がつかないことがありますが、この判定以前に最低限守るべき履歴書を書く時のマナーがあります。
誤字脱字のある履歴書では門前払いとなっても致し方ない状態なので、必ず誤字脱字のない履歴書を書き上げることが最低限必要なこととなります。
履歴書を書くときには小さい字で書かないように注意が必要です。
自分自身が認識できる事の大きさであっても採用担当者が見にくい履歴書では良い印象を持ってもらえないからです。
以前まではB5サイズの履歴書が主流でしたが最近ではA4サイズの履歴書を採用する企業が増えているので、できるだけ大きめの履歴書を採用することで事の大きさを解消することができます。
パソコンで作成できる履歴書を提出しても構わない企業が増えていますが、できるだけ市販の履歴書と内容が変わらない履歴書を採用しないと、記載することで自分が不利になる内容を削除していると考える採用担当者も存在しているので、注意が必要となります。
大学生や高校生なら就職担当の先生に添削してもらうことも正しい履歴書を書くことになります。
転職活動を行っている中途採用者ならばハローワークで履歴書の添削を行ってくれるので、ハローワークを利用して良い印象を与えることができる履歴書を作ることができます。
悪い履歴書
履歴書の中には自己PRを行うことができる記載欄がありますが、この記載欄を活用するときには注意が必要となります。
企業側が求めている人材を理解して本人が応募しているのか、転職希望の場合には過去の職務経歴について応募先の企業で活かせる内容なのか、当社に就職したい気持ちが強く表れているのか、などの気持ちを持って自己PRを作成しなければ、企業の採用担当者にこちらの気持ちを伝えることが難しくなります。
曖昧な表現を持って記載するのではなく、応募先の企業に自分が入社することで貢献できることをアピールすることが重要なポイントとなります。
また、誤字脱字以外に1度記載を失敗した履歴書を訂正して使う事はマナー違反となるので、必ず履歴書の記載を失敗した場合には新しい履歴書に書き直すことが必要となりますが、パソコンによる履歴書記載の場合にはこの失敗がないので、安心して履歴書作成することができます。