就活写真と総務
日本の企業では、総務の中に人事や労務の部署がある企業が多くあり、中小企業では総務部の中に法務を設置している企業があるほど、守備範囲の広い仕事を行うのは総務の仕事となります。
人事の仕事を兼ねることが多い総務では、社員採用の業務を行います。毎年社員募集の季節になるとこ多くの履歴書に目を通すことになる総務担当者では、一通の履歴書に長く目を通すのは難しいので、ポイントを押さえて採用すべき人材を選択しています。
その中に容姿を見るために写真を確認しますが、写真の出来具合によって面接試験もしくは筆記試験に進むか決まることがあります。
それだけ写真写りは社員募集の中の履歴書判定で重要なポイントになる項目です。
履歴書の写真
履歴書の写真を撮るときには必ず写真撮影を行っているカメラ屋で撮影してもらうことになります。
スピード写真を利用することで早く安く写真を撮ることが可能ですが、採用担当者からしてみれば写真写りに差が出るので、スタジオを利用した写真撮影を行うことがきれいな仕上がりになります。
それだけ容姿の第一印象が重要なポイントになるからです。
スタジオ撮影を行うカメラ屋では、顔の修正を行ってくれる場合がありますがあまりにも実際の容姿とかけ離れてしまうと面接の時に良い印象を与えることがないので、注意が必要となります。
総務では、社員の写真を名簿として管理することがあるので、写真写りを少しは理解していることになります。
また毎年社員募集の担当をしていれば、写真写りの善し悪しを理解することになるので、注意が必要となります。
背景にも注意が必要で濃い背景よりも薄い感じの背景を選択することは、企業では履歴書をコピーして使うことがあるので、その時の映りにも注意が必要です。
就職活動に長く時間を費やしてしまうと半年以上経過してしまうことがあります。
写真については3ヶ月以内に撮影をした写真を使うことで、現在の髪型や日焼けの度合いの違いも極力減らすことができます。
写真撮影をするときには無表情の場合は良い印象を相手に与えることがないので、少し笑顔の表情を写真に残すことも相手に良い印象を与える方法となります。
履歴書の保護
就職に応募すると履歴書を送り採用試験に進みますが、縁なく不採用となったときには個人情報保護法の観点から履歴書を送り返してくることがあります。
多くの企業に履歴書送る人の中には、写真を現像する値段が高額な金額になることがありますが、写真の使い回しは確実に相手にわかってしまうので、行わないように気をつけたいものです。
人事担当者も使い回しの履歴書や写真を受け取っても良い印象を与えることができないので、必ず新しい履歴書と写真を提出することを心がけます。
総務では、これらの個人情報についても必ず法律に沿った保管や利用に従うことになり、総務が行うべき仕事の一つに該当することになります。